本気でやりあいましょうや
強い奴と弱い奴の違いは意識の違い。
勝てないのは本気じゃないから。
本気で勝とうとしてない。
このくらい努力すれば最終3桁に届くだろう、というラインを探そうとしてる時点で間違っている。
全部に勝つつもりでやらなきゃいけない、これをわかってない。
結果、自分の実力が最終3桁に残れるラインになった。これ以上はこのゲームに時間を割けない、頑張れない。ならわかる。
構築が浮かばないなんてことはない。何故負けたのか振り返り、再構築する。この試行回数をこなせば必ずどこかで強いものは生まれる。
これは絶対。
見つけられなかったシーズン勝てないのは仕方ない。でも何シーズンも見つけられないことはない。
勝てないのは
・負けた理由を正確に捉えられてない。試合内容のまずかった点がわかってない。だから再構築の時のコンセプトが的を得てない
・知識が足りてない。構築記事、配信等から学んだことが身についてない。もしくは活用するまで理解できてない。
少し深掘りすると、学ばなければならない動きや並び、プレイングを本当の意味で学べてない。例えばグライオンに対してカイリューのアンコ+崩しのブリジュラスといった綺麗な動きを見ても気づけない。汲み取れない。
情報は、必要最低限に噛み砕いて保存することで応用が効きやすくなる。
この場合は『浮いているアンコール+毒or鋼の崩し枠でグライオン絡みの崩しの起点を作れる』ということまで圧縮できると他のポケモンでも応用しやすくなる。
・プレイング能力不足。技威力の計算、ダメージ計算は大前提。これが無い場合は知識不足。
多いパターンとしては立ち回りが固まってない。自分のこの構築に対して相手のこの並びならどのポケモンが出てくることが多く、どんな立ち回りをされることが多いか、まで理解してやっと立ち回りを考え始めることができる。そしてこの動きをされることが多いからこう選出する。で、あればこのポケモンより適したポケモンが居る、という考え方になってくる。
勝つための取捨選択が上手になり、構築も洗練されていく。
これに関しては知識も関わってくる。ポケモン毎にあるテラスや型の傾向、それを並びや流行りから推察できるとプレイングの精度が上がる。構築作りも上手くなる。
じゃあ知識はどうやってつけるのってのにはやっぱり対戦回数しかない。プレイングを磨くのもそう。
強者がよく言う対戦回数重ねればいい、というのはこれを想定して言っている。振り返りと再構築、この過程を踏まず、ただ延々と対戦していたら勝てない。
『普通負けてたら対戦をただ楽しんでいる人間以外は考えて行動するだろう』という考えのもと言っている気がする。
・本気でやってない
書き出しに戻るが、本気で勝とうとしてない。俺も勝てない時、とあるプレイヤーの構築記事を読んだ。そこで『俺は本気じゃなかった。ここまでやるのか』と思ったことがあり、そこから明確に意識が変わった。
そのプレイヤーはキュウコンマンダを愛用しており、その記事にはあられダメX回+竜舞Y回恩返しで確定、という例が20通り近くも記載されていた。数は劣るが、他のポケモンも同様だった。逆にあられダメX回+〜の技〜%耐えもあったと記憶している。
彼に構築を相談したときは配置まで気を配れと教わった。
当時俺が使っていたのはただのスカーフガブリアスだったが、『1番上に配置することでガブのステロ始動の構築と誤認してくれる可能性がある』とのことだった。
感動した。
俺が知っている限り彼の最高最終順位は2位だったが、あらゆる努力を払ってそれでも届かないのが1位だということを深いところで認識できた出来事だった。
俺が初レート2000を取れたのは間違いなくこの出来事がきっかけだった。
勝てないのは本気じゃないだけだ。
プライドやこだわりがあるのはいい。わかる。嫁ポケでも統一パでも受けループでもいい。全部をかなぐり捨てる必要はないが、出来ることはやらなきゃダメだ。
俺も9世代で勝ちたいなら匿名TNが適切なことはわかってるけど、どぉおおおおしてもキモくて出来ない。これはもう無理。
ただ、出来ることはやってる。サブロムから本ロムが割れないように、言語違いで同じ育成をした個体を用意してレンタルを作り直したりした。もちろん並びも変える。
本当は最終日用の構築を一つ用意してそれまでは捨て構築で最終日戦えるところまで上げておくのが理想だけど、俺は出来なかった。二つも構築を用意できない。そんなことをしてたら本構築の立ち回りがまとまらない。
ただ、その時間は型メモに使っていた。配信アーカイブを倍速で観て片っ端からメモした。韓国人配信者がはたき落とした相手の持ち物がわからないときは友人にDMで質問しにいったりもした。
様々な都合があると思う。出来ないことは出来ないで仕方ない。これでも8位くらいなら取れることもある。
本気で考えてプレイングして、本気で考えて構築を組んでれば勝てますよ。貴方もね。本気度の問題です。
この記事があなたのきっかけになってくれたら本当に嬉しいです。いやマジで。
余談
・全部に勝つつもりでやらなきゃってのは極論。そっちのがまとまりが良くて嘘ついた。
もし環境に存在する構築が90%ガチカイサフゴで10%受けループなら受けループを切っていい。これでガチカイサフゴにはほぼ勝てるように組めば一桁は硬い。環境を読んで張るべきところにメタを張れれば順位は上がる。こっちのが向いてる人間もいそう。ただ、一位を取る奴は受けまで切らない奴だと思う。俺は流行を読んでメタを張ることも、全部を切らないこともできなかった。悲しい。
・オススメの方法
対戦回数を稼げない人にオヌヌメの方法がある。強い奴の記事から寄せ集める。
これのいいところは、再構築の時のポケモンの型の発案、努力値調整の部分で破茶滅茶な近道できる。強者の上澄みを掬える。個別では強いという確信が持てる。
強い奴が頑張って考えたポケモンは強い。ただレンタルはバレるしオリジナリティがない。
抜け穴として色んな記事から強そうな奴を寄せ集めて1匹くらいオリジナルを混ぜる。これで自分の構築と主張できるんすわな。
俺はこれを拝借理論と呼んでる。実際初めて一桁取った時はこの方法で行った。興味があれば拝借カバザシアンで調べて欲しい。
なんならSVS16-12位の構築も拝借理論で組んでいる。5/6匹拝借している。
本当は今では今日ポケチャンネルの司会でお馴染み、あしゅポケの寄せ集めスタン、的な構築からコンセプトすらも拝借したのだが、残念ながら元記事が消えていたので俺が起源主張させていただく運びと相成りましたとさ。
おわり